KIPP対人関係精神分析セミナー 『抑うつ』 | 大阪府臨床心理士会

KIPP対人関係精神分析セミナー 『抑うつ』

2017年08月07日(月)

追加情報

開催日程
2017年9月24日(日) 11時~17時
会場
京都テルサ
テーマ
『抑うつ』
備考

日頃よりKIPP 対人関係精神分析セミナーに温かなご支援とご理解をいただき、厚く御礼を申し上げます。本セミナーは今年度で14年目を迎えました。今年度も全6回の開催を予定しており、9月には第3回として「抑うつ」をテーマに、京都大学学生総合支援センターの杉原保史先生、名古屋大学学生相談総合センターの鈴木健一先生にご講演いただき、事例検討を行う予定です。多数のご参加、お待ち申し上げております。

【日時】 2017924日(日) 11時~17
【場所】 京都テルサ
【講師】 杉原 保史 先生(京都大学学生総合支援センター)
     鈴木 健一 先生(名古屋大学学生相談総合センター)
【対象】 臨床心理士。精神科医、その他の医療・教育・福祉等で心理臨床に関わっている方。または、それに関わる学生、大学院生。事例の守秘を守れる方。

【定員】 90

【受講料】一般:7000円、学生6000円。

【申込み】

申し込みや受講料のお支払い方法などの詳細は、一般社団法人京都精神分析心理療法研究所https://www.kippkyoto.org/をご覧ください。なお、本セミナーは臨床心理士の研修ポイントに申請予定です。

 

『青年期における多様なうつ:多様な治療的取り組み』

講師:杉原 保史 先生

青年期の若者の相談を受けていると、新型うつ、発達障害の二次障害としてのうつ、適応障害の症状としてのうつ、ハラスメントや虐待によるうつなど、多様なうつ状態と出会う。うつは、潜在的には不安、恥、怒り、孤独感などの感情と混じりあっていることが多い。これらの感情体験を分化させて促進することが有用である。ポジティブな感情を体験できるよう方向づけることも役立つ。行動を促進するため、パーソナルな価値との接触を促進することも役立つ。内面的な作業に加えて、環境調整も重要なポイントとなる。青年期のさまざまなうつ状態に対して、統合的心理療法の立場から、私なりの工夫と考えをお伝えし、実践の一端を共有したい。

『対人関係学派の抑うつへのアプローチ』

講師:鈴木 健一 先生

 

人との生別、死別は抑うつの契機となりうる。フロイトは、メランコリーを生じた喪失に気付いていても、その人を失ったことをわかっているが、その人の何を失ったのかはわからないと述べた。対人関係学派の抑うつに対するアプローチは、ユニークである。ひたすら喪失の痛みに耐え抜く力を養おうとするもの、積極的な活動を後押しするもの、怒りに焦点を当てるもの、怒りだけでなく感情全般を取り扱うものなどがある。学生相談の現場から、これらのアプローチについて紹介し、抑うつの意味について検討してみたい。

添付ファイルをダウンロード: